1.品質にこだわる
品質といってもソフト面、ハード面の両面で品質を問われているのが現状です。
ソフト面での取り組みとして
物が売れにくくなった時代に「どのような告知をやればいいかわからない。」そんな声をよく耳にします。情報を発信するには何かのメディアに落とし込んで発信しなければなりません。それがプリントメディアや、スマートフォン、PCを利用してweb検索で生活者に読まれて購買の判断がなされます。情報があふれている現代では、どのように生活者目にして頂けるか、手にして頂けるか、そして購入というアクションにつなげていくのか。リピータを増やすにはどうすればいいのか等など、原稿を作る以前に戦略や戦術を考えていくソフト面が必要になります。野口印刷所では特に販売促進や、プロモーション強化に向け、社員教育に力を入れております。一緒に考えてもいいというお客様はぜひ一度ご相談ください。
またハード面ではデザイン、校正、刷版(CTP)、印刷、後加工、断裁、配送(発送)などですが出来て当たり前の時代、正確にスピーディーに高品質のものを提供し続けるのは意外と難しいものです。野口印刷所のハード面の取組として
- デザイン制作はフルデジタルで制作し、様々なデバイス(印刷をはじめ、ホームページ、看板、スマートフォン、シール)に迅速かつ正確に対応可能にしております。
- 校正作業は、人手によるヒューマンエラーを削減するため電子校正のシステム(自動検版)を導入しております。
- 刷版ではコンピュータtoプレートといってデジタル情報をダイレクトに印刷の版に出力(データ保存も)しているため、リピート注文にも迅速かつ正確に答えられるようにしております。
- 印刷においては最新の設備において小ロット対応から大ロットまで様々な要望にお応えできるように加工機も含め検査装置を完備しております。
どんな情報でもお客様の目に映る商品は、安全で美しく正確でなければなりません。目的に合ったメディアであり続けるために、最後の製品価値を最後まで責任を持つためにハード面も野口印刷所では同時に強化しております。
2.環境にこだわる
限りある資源の中でいかに環境配慮していくかは、人類共通の課題であります。弊社は刷版(印刷の版)のアルミのリサイクルや、従来現像液等、廃液の処理などを無くすため、現像レスのシステムにすべて入れ替え、インキについてもベジタブルインキ使用、インキ洗浄については人体に影響の少ない自動洗浄と、人体に優しい洗浄剤に入れ替えました。
【環境対応】
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現像レスで廃液0(ゼロ)
従来印刷の版は露光した後現像液、定着液、版を保護するガムコーター液を塗布し、その廃液を指定業者に引き取っていただいてました。現在、弊社では全面現像レスで廃液を0(ゼロ)にて環境負荷を低減しています。 -
印刷インキは、ほとんど環境対応商品を使用
ベジタブルインキ使用
植物油インキを使用しており、これまでの石油系に比べてはるかに環境負荷を低減します。
NL表示(印刷インキ工業連合会)が制定した「印刷インキに関する自主規制に基づいて製造されたもの」に限り表示が許されています。
エコマーク表示インキを使用することで、環境負荷を低減します。 -
リサイクルへの意識徹底
印刷で使用する、印刷用の版はアルミの再利用で環境負荷を低減しています。
印刷で断裁後の紙や、刷り出し時の製品使用不可能な残紙については分別してリサイクル出来るように平成29年度より徹底しました。
臭気や粉塵などを伴う作業場には、エコタイプの洗い油や、低臭気のものに置き換えて、更に臭気を極力抑えるための設備も据え付けました。
3.見やすさにこだわる
情報の87%は視覚メディアからと言われています。(目87%、耳7%、鼻3%、手2%、口1%)弊社の仕事は視覚に大きく関わりを持つ仕事であり、いかに見やすく分かり易く表現できるかは重要な使命であると考えています。弊社ではメディア・ユニバーサルデザイン協会(内閣府認証非営利活動法人)認定のアドバイザー資格を3人取得し、高齢者、弱視者、色覚障害者、訪日・在留外国人などにとっても見やすく、分かり易い表現に努めていきます。
(参考)視覚メディアに対する不満
- 文字が小さい
- 行間が狭い
- 色が多すぎてどれが重要か分からない
- 背景と文字が同系色で読みにくいなど
4.販売促進にこだわる
商品が動き、お金が動いて初めて企業は活性化します。そんな企業が増えてこそ街も活力が出て、好循環のスパイラルが生まれます。経営は販売促進だけではうまく運営出来ませんが、経営の大きな要素であることに変わりはありません。弊社が目指す販売促進のサポートは、お客様の企業の価値を高め、商品の価値を高めるところから始まります。じっくり話を聞き、競合他社や、マーケットに対しどのような売り出し方をすればよいのかを一緒に考えて、予算に合った最適なメディアとコンテンツ(情報の中身)を提供できるよう努めます。
5.社員の人材育成
時代の変化が激しい昨今、水面下ではめまぐるしくビジネスの手法は変化しつつあります。経営の基本は変わりませんが、売るもの、売れるもの、売り方の手法は確実に一回見直す時期が来ています。弊社はお客様の要望に応えることは当然ですが、お役に立てるかどうかは営業社員のひとり一人にかかっていいるとも言えます。そのために弊社では、常にお客様の役に立てる人材育成に努めます。
6.情報漏洩対策
- 社員との取り決め事項で、入社時、退職時における守秘義務契約を締結し、定期的な情報漏洩防止のミーティングを行っています。
- お客様から預かっているデータや、制作したデータはバックアップなどミラーで保管できる仕組みを作り、また制作したデータを改ざんされない様に、常に最新のウィルス対応ソフトのバージョンアップを行なっています。
- メールなどにウィルスなどが添付されたりする事も想定し、個人での使用禁止は勿論、安易に添付ファイルを開かない様にミーティングの中で指導を徹底しています。
- 外部に委託するリサイクル業者に対して、全て守秘義務契約を結んでいます。